日本が誇るガジェットメーカーCIOから、非常に使いやすくてデザインの良い、USB-C 2ポート急速充電器が発売されました。
このアイテムには大きな特徴が3つあり、
・デザインがいい
・サイズが世界最小級
・電力自動振り分け機能を搭載(Nova Intelligence)
充電器として非常に優れたスペックを持ちつつ、所有欲も満たしてくれるアイテムに仕上がっています。
使い方で特におすすめなのが、MacBook AirとiPhone12・13シリーズを同時充電です。
CIO NovaPort DUO 65WではMacBook Airを約45Wで充電でき、同時にiPhone12・13シリーズを約20Wで充電できるのが大きな魅力になっています。
他にも細かいけど良いポイントがいくつもあったり、逆にここは少し気になるなというポイントもあるので、
この記事では、実際に購入して使ってみたCIO NovaPort DUO 65Wの特徴を詳しくレビューしています。
- デザインが良い
- Nova Intelligenceによって、上下ポートの区別なく使える
- かなりコンパクト
- 使用中は、それなりに暖かくなる
CIO NovaPort DUO(65W)を開封/付属品を紹介
パッケージは、いつもお馴染みのCIO製品という感じです。
パッケージの中には、充電器本体と取扱説明書が入っています。
CIO NovaPort DUO(65W)のスペックを紹介
CIO NovaPort DUO(65W)のスペックをまとめると、以下の通りです。
サイズ | 約52mm41mm×28mm |
重量 | 約80g(実測で94g) |
ポート | 2ポート(USB-C×2) |
1ポート使用時の出力 | 最大65W |
2ポート使用時の出力 | 最大65W (45W + 20W) (30W + 30W) (20W + 20W) などデバイスにより最適に振り分け |
カラー | 白 or 黒 |
重さについては、実際に測ってみると94g(公称は約80g)で、持ってみた体感ではかなり軽かったです。
CIO NovaPort DUO(65W)は、Anker 521という40W充電器と比較しても、重さに大きな差はありませんでした。
CIO NovaPort DUO(65W)のレビュー
総合点:
点数を付けてみたところ、4.7点と非常に高得点になりました。
2ポートのコンパクトな急速充電器を探している場合は、素直に推せるアイテムです。
デザイン:充電器というよりもアクセサリー感があって良い
特に良いなと思うポイントが、デザインです。
・CIOロゴが付いた面は、フラットな仕上がりでスタイリッシュ。
・表面に施されたシボ加工が良いアクセント。
・ロゴがアルミプレート素材でカッコいい。
実用面でも、シボ加工のおかげで傷がつきにくいのが良いですね。
デザインは、充電器を超えてアクセサリーとして見れるくらい洗練されています。
機能性:Nova Intelligenceのおかげで、上下ポートの区別を考えなくて良いのはかなり便利だが、発熱はちょっと気になる
機能性で大きなメリットなのが、CIO独自制御技術「Nova Intelligence」という機能です。
製品紹介ページよると、以下のとおり。
CIO独自制御技術”Nova Intelligence”は接続されたデバイスに合わせた最適な電力を瞬時に判別。ポートの差込口によりデバイスを選ぶ必要がありません。
※一般的な複数ポート搭載の充電器は、同時充電の際に、各ポートの最大出力の上限や割り当てW数が決まっております。ポートを選ばないだけでなく、振り分けもデバイスに合わせ自由自在。
ご自身に合った振り分けを自動で調節するので、わざわざ充電器の振り分けW数のパターンを見て充電器を選ぶ必要がありません。
MakuakeのCIO NovaPort DUO(65W)製品紹介ページより
要するに、2ポートの違いを考えずに、デバイスに合わせて良い感じ充電してくるようになっています。
特に考えずに使えるところが、大きな魅力になっています。
さて、良いところばかり書いてると嘘っぽい感じがするので、1つ気になったところも挙げておきますね。
それは、充電中の発熱が少しだけ気になったんです。
約60W出力で充電している時に表面温度を測ってみたところ、
・約50℃くらいまで上がっていて、それなりに暖かくなる。
もし熱が気になる方は、Anker 521という40W充電器の方が熱が出にくかったので、そちらを検討してみても良いかもしれません。
サイズ:世界最小級は伊達じゃなく、超コンパクト
NovaPort DUO(65W)を電源タップに挿してみると、こんな感じ。
隣りを塞ぐことなく、かなりコンパクトに使えました。
価格:4,928円は高くない、機能も見るとコスパ良し
価格については、一般販売予定価格4,928円は2ポート共にUSB-C充電器としては、他メーカーと比べても特別に高くないと思います。
この価格でNova Intelligenceという唯一無二の機能を持っていることを思うと、コスパはかなり良いと言えるでしょう。
CIO NovaPort DUO(65W)でAppleデバイスを実際に充電してみる
CIO NovaPort DUO(65W)を使用し、Appleデバイスを実際に充電してみました。
1ポートを使ってM1 MacBook Air(2020)を充電してみる
まず1ポートを使用し、M1 MacBook Air(2020)を充電してみました。
2ポートを使ってM1 MacBook AirとiPhone12を充電してみる
次に2ポートを使用し、M1 MacBook AirとiPhone12を同時に充電してみました。
MacBook Airは41.5Wとほぼフルスピードで充電できており、iPhone12もまずまず急速充電できていました。
これはかなり使えると感じました。
よりマニアックに、「ここが凄い!と思ったところ」と「気になったところ」を紹介
ここからはさらに細かく、ここが凄いと思ったところと気になったところを挙げていきます。
ちょっとマニアックになっているかもしれません。
ここが凄いNovaPort DUO(65W)
「ここが凄い!」と思ったところは正直まだあるので、箇条書きで挙げていきますね。
・機能面で上下ポートの区別がないってことを書いたけど、デザイン面でもポートのある面は上下・左右対称に作られているところが珍しい。こだわりをすごく感じる。
・ポートに上下の区別がないからか、ポート周辺に文字が書いてない(PDとか)のがシンプルで良い。
・ガジェットポーチに入れた時に、充電ケーブルより圧迫感がなかった。
・コンパクトなので、慣れると片手でプラグ折りたたみしやすい。
ここが気になったNovaPort DUO(65W)
「ここは気になるな…」と思ったところもあるので、箇条書きで挙げていきますね。
・プラグを折りたたんでしまうとき、そこそこ勢いよく「バチっ」となるので、もう少しゆっくり折りたためると良かった。
まとめ
今回は、「CIO NovaPort DUO 65W レビュー |USB-C 2ポート急速充電器でデザイン・スペックともに良い」について書きました。
良いところと気になったところをまとめると、以下のようになります。
とくにデザインが良いのとコンパクトで持ち運びしやすいので、そこに魅力を感じた人はぜひ手に取ってほしいですね。
M1 MacBook AirとiPhone12・13シリーズを同時に急速充電できるのは、使いやすいのでメインの充電器としておすすめしたいです。
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