日本が誇るガジェットメーカーCIOから、非常に使いやすくてデザインの良い、USB-C 2ポート急速充電器が発売されました。
このアイテムには大きな特徴が3つあり、
・デザインがいい(世界3大デザイン賞のRed Dotデザイン賞を受賞)
・サイズが世界最小級(卵よりもコンパクト)
・上下ポートの区別がない出力をしてくれる(=とても使いやすい)
充電器として非常に優れたスペックを持ちつつ、所有欲も満たしてくれるアイテムに仕上がっています。
使い方で特におすすめなのが、iPhone12・13シリーズとiPad mini6を同時充電です。
どちらも約20Wで最速充電できるデバイスなので、今回発売されたCIO NovaPort DUO 45W(←上下ポート同時使用では最大20W×2で充電できる)と相性が抜群に良いです。
他にも細かいけど良いポイントがいくつもあったり、逆にここは少し気になるなというポイントもあるので、
この記事では、CIO NovaPort DUO 45Wの特徴を詳しくレビューしています。
- デザインが良い
- 上下ポートの区別なく使える
- かなりコンパクト
- 使用中は、それなりに暖かくなる
CIO NovaPort DUO(45W)を開封/付属品を紹介
パッケージは、いつものCIO製品という感じです。
パッケージの中には、充電器本体と取扱説明書が入っています。
CIO NovaPort DUO(45W)のスペックを紹介
CIO NovaPort DUO(45W)のスペックをまとめると、以下の通りです。
サイズ | 約45mm×36mm×28mm |
重量 | 約76g(実測で71g) |
ポート | 2ポート(USB-C×2) |
1ポート使用時の出力 | 最大45W |
2ポート使用時の出力 | 最大40W(20W×2) |
カラー | 白 or 黒 |
重さについては、実際に測ってみると71gと、かなり軽かったです。
CIO NovaPort DUO(45W)のレビュー
総合点:
点数を付けてみたところ、4.5点とかなり高得点になりました。
2ポートのコンパクトな急速充電器を探している場合は、素直に推せるアイテムです。
デザイン:充電器というよりもアクセサリー感があって良い
特に良いなと思うポイントが、デザインです。
・CIOロゴが付いた面は、フラットな仕上がりでスタイリッシュ。
・表面に施されたシボ加工が良いアクセント。
・ロゴがアルミプレート素材でカッコいい。
実用面でも、シボ加工のおかげで傷がつきにくいのが良いですね。
優れたデザイン性の証明として、2022年Red Dotデザイン賞を受賞しています。
デザインは、充電器を超えてアクセサリーとして見れるくらい洗練されています。
機能性:上下ポートの区別を考えなくて良いのはかなり便利だが、発熱はちょっと気になる
機能性で大きなメリットなのが、上下ポートを区別なく使えるところです。
これまでの大抵の充電器だと、
「上のポートは最大30W出力だけど、下のポートは最大15W出力」という感じで、上下ポートの特徴を覚えておかないと、充電器の性能をフルに活かせない場合がありました。
その辺りがNovaPort DUO(45W)はすごくシンプルで、
・1ポート使用時は、どちらも最大45Wで充電できる
・2ポート使用時は、合計で最大40W(20W+20W)で充電できる
⇨上下ポートの区別を意識しなくていい。
特に考えずに使えるところが、大きな魅力になっています。
さて、良いところばかり書いてると嘘っぽい感じがするので、1つ気になったところも挙げておきますね。
それは、充電中の発熱が少しだけ気になったんです。
約45W出力で充電した時に表面温度を測ってみたところ、
・約50℃くらいまで上がっていて、それなりに暖かくなる。
まあ、コンパクトにすると熱は出やすくなるので、かなり良くできているとは思います。
サイズ:世界最小級は伊達じゃなく、超コンパクト
NovaPort DUO(45W)を電源タップに挿してみると、こんな感じ。
隣りを塞ぐことなく、かなりコンパクトに使えました。
価格:3,980円は安くないけど、機能に見合った価格
価格については、3,980円は2ポート充電器としては少し高い気がします。
でも機能面が圧倒的に優れているのと、ライバルのAnker 521が3,990円なのを考えると妥当と言えるでしょう。
CIO NovaPort DUO(45W)でAppleデバイスを実際に充電してみる
CIO NovaPort DUO(45W)を使用し、Appleデバイスを実際に充電してみました。
1ポートを使ってiPad Proを充電してみる
まず1ポートを使用し、iPad Pro12.9インチ(2020)を充電してみました。
iPad Proの充電スピードを測定し、まとめると以下の通りです。
充電時間 | iPad Proのバッテリー残量 |
0分 | 0% |
15分 | 22% |
30分 | 40% |
45分 | 57% |
60分 | 70% |
90分 | 88% |
120分 | 95% |
132分 | 100% |
充電開始から30分で40%充電でき、2時間弱でフル充電ができました。
1ポートを使ってiPhone12を充電してみる
次に1ポートを使用し、iPhone12を充電してみました。
iPhone12の充電スピードを測定し、まとめると以下の通りです。
充電時間 | iPad Proのバッテリー残量 |
0分 | 0% |
15分 | 36% |
30分 | 60% |
45分 | 78% |
60分 | 89% |
75分 | 95% |
90分 | 98% |
105分 | 100% |
充電開始から30分で60%充電でき、2時間かからずにでフル充電ができました。
2ポートを使ってiPad ProとiPad mini6を充電してみる
次に2ポートを使用し、iPad Pro12.9インチ(2020)とiPad mini6を同時に充電してみました。
2ポート共にちゃんと約20Wで充電できていました。
これはかなり便利。
よりマニアックに、「ここが凄い!と思ったところ」と「気になったところ」を紹介
ここからはさらに細かく、ここが凄いと思ったところと気になったところを挙げていきます。
ちょっとマニアックになっているかもしれません。
ここが凄いNovaPort DUO(45W)
「ここが凄い!」と思ったところは正直まだあるので、箇条書きで挙げていきますね。
・機能面で上下ポートの区別がないってことを書いたけど、デザイン面でもポートのある面は上下・左右対称に作られているところが珍しい。こだわりをすごく感じる。
・ポートに上下の区別がないからか、ポート周辺に文字が書いてない(PDとか)のがシンプルで良い。
・ガジェットポーチに入れた時に、充電ケーブルより圧迫感がなかった。
・コンパクトすぎて、ガジェットポーチ内でたまに見失う。
・コンパクトなので、慣れると片手でプラグ折りたたみしやすい。
ここが気になったNovaPort DUO(45W)
「ここは気になるな…」と思ったところもいくつかあるので、箇条書きで挙げていきますね。
・プラグが折りたためるのは便利だけど、最初のうちはちょっと固い。(使っているうちに少し柔らかくなりました)
・プラグを折りたたんでしまうとき、そこそこ勢いよく「バチっ」となるので、もう少しゆっくり折りたためると良かった。
まとめ
今回は、「CIO NovaPort DUO 45W レビュー |USB-C 2ポート急速充電器でデザイン・スペックともに良い」について書きました。
良いところと気になったところをまとめると、以下のようになります。
とくにデザインが良いのとコンパクトで持ち運びしやすいので、そこに魅力を感じた人はぜひ手に取ってほしいですね。
コメント